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医療機器のIoT化が加速!そのウラには脆弱なセキュリティ

新たなビジネスモデルが誕生し、効率化が加速

医療機器のIoT化.jpgこれまでパソコンやスマートフォン、タブレット端末などがネットにつながり、相次ぐ新たなビジネスモデルや技術によって世の中に大きな影響を与えてきたインターネット。
ここ数年で家電製品や自動車などあらゆるモノがネットにつながり、「ビジネスモデルが変わった」、「作業工程が減った」など、さらなる利便性が期待できるIoT(Internet of Things)の加速は、医療機器業界にも同様に進捗がみられます。
具体的に、ネット経由で提供されるクラウド・サーバに蓄積された医療・治療・介護など様々なデータを、手元のパソコンやスマートフォンで分析したり、フィードバック、共有できるようになり、地域・時間・人などにとらわれず利用が可能となります。

リスクが高まるIoT化

IoTにより利便性は大きく向上する一方、サイバー空間の脅威がネットに侵入するリスクも高まります。特にネットに繋がれた医療機器へのサイバー攻撃は、人の命に関わる重大なリスクとなります。
かつてサイバーセキュリティは、企業や学校、家庭にてパソコンやスマートフォンなどアンチウィルス(プログラムやデータの破壊を防ぐソフトウェア)やファイヤーウォール(通過させてはならない通信を阻止するシステム)などの対策で十分とされてきましが、様々なモノがネットにつながりオープン化が進むにつれ、1ケ所守れば安全ということはなくなってきています。
医療機器がクラウドと連携することで遠隔医療と同様の対応が可能となりますが、輸液ポンプや患者モニタリング機器などのサービスに対し妨害・拒否の余地は十分にあります。

ネット経由の医療機器のセキュリティ対策はあまりに脆弱

医療機器のほとんどは、物理的に安全性が保たれ、稼働から何の不具合もなく正常に動作しますが、ネット経由の医療機器に対してのセキュリティにおいてはあまりに脆弱であるのが実態です。
医療機器の種類や医療機関の中、外で使う医療機器に関わらず、医療機器が正確に機能しなければ患者の命にも関わります。サイバー攻撃は、医療機器をコントロールし機能を改変し患者に危害を与えることも可能であり、大きなリスクとなっています。
米国の政府機関であるFDA(Food and Drug Administration:アメリカ食品医薬品局)では、医療機器のうちペースメーカーや血糖測定器など、人命に関わる医療機器を「Class III 」と分類。同クラスは医療機器全体の約10%程ですが、ハッキングされれば取り返しのつかない事態に追い込まれます。

医療機器のIoT化

ウェアラブル機器でいつでも、どこでも健康管理

最近では、患者にウェアラブル機器を装着し、ネットに繋げることで本人だけでなく看護師や医師、家族でも健康情報を共有することが可能です。情報は自動的に更新され、家族内ではお互いの健康状態を把握でき、医療機関では患者の状態をいち早くキャッチし対応が可能となっています。
IoTは、日常生活での健康や医療機関での治療・診断などにも今後、次々と普及していきます。身近なところから大規模な医療機関まで様々な分野でIoTと医療の融合は始まっています。この先、3年、5年と医療が大きく変わっていくのは確かでしょう。

[2017.8.01更新]

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