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日本のガン診療変革!東大発エルピクセル・AI画像解析ソリューション

MRI撮影枚数1,000枚以上、医師は全て見れるのか?

高度医療機器医療機器の高度化に伴って医師などが取り扱うデータ量は膨大となり、医療機器本来の先端機能を十分生かせない現状があります。
ここ15年で医師の情報処理能力は変わらない一方、最新のMRI(核磁気共鳴画像撮影)検査では1回あたりの撮影枚数が1,000枚以上に上ることがあります。
この状況のなか、東京大学の研究室メンバー(エルピクセル株式会社)が現場の医師の負担をAI(人工知能)で補い医師の負担を軽減、最先端の医療機器の機能を生かせるシステムを開発しました。
エルピクセルは、ライフサイエンス領域のAI・画像解析ソリューションを提供し、応用範囲が広い医療画像診断に力を入れています。

きっかけは画像を解析するソフトが必需

画像解析と聞くと顔認識ソフトウェアや工場などで部品の区別・選別に使われるイメージがありますが、医療業界では、医師・研究者向けの画像解析ソフトウェアになります。
このソフトウェア開発のきっかけとなったのは、東京大学で細胞研究の際、顕微鏡で観察し画像解析のソフトウェアが必要となり、それをサービス化し平成28年に法人化しました。
MRIやCT(コンピュータ断層撮影)、顕微鏡はここ数年で高度化し、1秒間で4兆枚画像が撮影することも可能になりました。この膨大な画像をソフトウェアを活用し分析、医師・研究者を支援します。
エルピクセルは、MRIやCTなどの画像解析技術が特にガンの研究に使用されるため、医療機器につながる取り組みを模索しています。

日本人の2人に1人がガン、その誤診率は10%〜30%

AI画像分類技術エルピクセルでは、元々ガンの研究機関とともに研究を重ね、AIを活用した画像分類技術など特許も出願しています。
ガンの画像は、医師によってもばらつきがあり、誤診率も約10〜30%と高く、日本人は2人に1人がガンになり、3人に1人が亡くなっています。
エルピクセルは、膨大な画像をAIにより正確に確実に分析するのは機械が向いているとソフトウェアを開発しました。
今後は、ビッグデータなどを活用し総合的に判断し、ガンの確実性や生存率などをリストで出力するとしています。
その確実性の元になるのは日本の膨大なデータ量です。日本のMRIやCTの導入率はずば抜けて世界1位であり有利なことがわかります。

膨大なデータ量の大切さを理解すれば新たなサービスに応用可能

AIをより精度高く育てるためには先端の技術だけでなく、膨大なサンプルデータの量です。
世界の中でも日本は圧倒的に医療画像を保有しており、その画像に目をつけたのは大学の研究者ならではですが、すでに顔認識など技術のある企業が医療画像に踏み込まないのはデータ量の大切さが理解できないからでしょう。
医療分野は、知識、ノウハウ、実績など専門性がないと参入しにくい領域である一方、他領域でAIを活用したサービスを検討する企業にとっては、膨大なデータ量があるという考えを持てば新たなビシネスに参考となるでしょう。

[2017.8.25更新]

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