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Made in JAPANのカメラメーカー、軸足は医療機器分野へ

写真撮影はスマホが主流

高度医療機器世界をリードしてきた日本のカメラメーカーが苦境に立たされています。スマートフォン登場以来、写真撮影のシェアはスマートフォンに奪われ、デジタルカメラ市場ではキヤノンとトップ争いをしてきたニコンも平成28年4月〜12月期の連結決算で赤字となりました。
ニコンの失速は、価格・性能が低いものからハイエンドまで揃えコンパクトカメラからの撤退が遅れたことが要因。
カシオや富士フィルム、オリンパス、ソニーなどはローエンド商品からいち早く撤退し傷口を最小限にとどめました。

ニコン、キヤノンとも医療分野へ投資

デジタルカメラ市場は不振の流れに歯止めがかからず、ニコンは医療業務に投資し、カメラ偏重から変える方針です。
一方、キヤノンは、防犯カメラでトップのスウェーデンのアクシス社を買収し監視カメラ市場に乗り出すとともに、平成28年12月には東芝の子会社・東芝メディカルシステムズを買収。
医療機器分野へ軸足を移し「新生ヘルスケア事業」として中核事業へ成長させる方針です。
国内のCT(Computed Tomography:コンピューター断層撮影装置)市場では平成26年に東芝メディカルシステムズがシェア57%とダントツの1位です。

CT装置は「ビートルズの最も偉大な遺産」

AI画像分類技術東芝メディカルシステムズのCTは昭和47年、世界初のX線CT装置・EMIスキャナーの開発からで、EMI社はEMIレコードをもち、世界中を熱狂させたビートルズが所属していました。
ビートルズがもたらした利益の一部がCT開発に充当され、CTは「ビートルズの最も偉大な遺産」とされています。
東芝は昭和50年、EMIスキャナーを輸入し、東京女子医科大学病院に納入。その後は東芝メディカルシステムズが国内で生産を開始しました。

ソニーはオリンパスと医療事業会社を設立

ソニーは平成25年、オリンパスと医療事業合併会社・ソニーオリンパスメディカルソリューションズを設立。イメージング技術を活かし4k外科手術用の内視鏡システムを製品化。同社の強みを活かした製品が生産されています。
このように日本のカメラメーカーは、何らかの医療機器部門を持っており、収益を上げています。デジタルカメラは、スマートフォンの台頭で爆発的に売れることはありませんが、日本の光学技術を活かし大きく伸びる可能性がある医療機器分野へ軸足を移すことで、さらに高精度・高機能な医療機器が生まれることになりそうです。

[2017.12.7更新]

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