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治療室が一つの医療機器!?「スマート治療室」40の医療機器を繋ぎパッケージ化

医療機器をネットワーク化する「Hyper SCOT」

医療機器東京女子医科大学は、MRI(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴映像装置)画像や病理検査、脳機能のデータなどの情報をリアルタイムで確認できる「スマート治療室・Hyper SCOT」での手術を2019年3月に実施する方針を示しました。
「Hyper SCOT」は、様々な医療機器をネットワーク化し、多種多様な医療データを共有することで医療事故の低減や治療技術の向上に繋がるもの。
AMED(Japan Agency for Medical Research and Development:日本医療研究開発機構)とも共同して、IT(Information Technology:情報技術)やロボット、画像処理の医療機器の接続テストを行い、これまで20数社約40の医療機器を接続し、ノウハウ、知識の蓄積を図っています。

手術室のパッケージ化も可能に?

「Hyper SCOT」には、患者をMRI内へ搬送するロボット手術台や医療機器から得たデータを医師に指示するモニター、手術中にガンの取り残しを確認するMRIなど、試作モデルとして設置された最先端の医療機器が整然と並んでいます。
デンソーやパイオニア、日立製作所、キヤノンメディカルシステムズなど各社の医療機器をネットワーク化するのが産業用ソフトウェア「オペリンク」で、異なるメーカーの医療機器を共通のソフトウェアで管理する規格「オライン」を医療用に応用しました。デンソーでは、「手術室のパッケージ化も、工場同様にできるのでは、という発想が開発のきっかけ」とコメントしています。

広島大学、基本モデル「Standard SCOT」で15症例以上の実績

医療機器すでに広島大学では2016年5月より「Hyper SCOT」の基本モデルである「Standard SCOT」を使用し、脳腫瘍手術など15症例以上の実績をあげました。
信州大学では2018年中には「Standard SCOT」の設置を準備するとしています。
東京女子医科大学の「Hyper SCOT」は、2019年に完成する予定で、初年30症例を目指します。
担当教授は「実績を積み上げて、様々な医療現場で応用したい」としています。
「Hyper SCOT」は、治療室が一つの医療機器となってスタッフが連携して効率を向上させます。

将来は3種の手術をパッケージ化、輸出も

「Hyper SCOT」は、将来的には肝臓など「実質臓器」や「内視鏡手術」、「血管内治療術」の3種で、医療情報医療機器などをまとめ手術のパッケージ化を目指します。
安倍政権は、2020年までに日本の医療機器の輸出額を2015年の約6,000億円から約1兆円にする目標を掲げており、すでに海外から「Hyper SCOT」を導入したいとの問い合わせもあるといいます。
日本の強みであるロボット技術や診断技術を生かした治療室がパッケージ化され海外展開することが期待できそうです。

[2018.4.6更新]

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